マスコバド糖

さとうきびのジュースを搾り、それを煮詰めたものを攪拌しながら自然乾燥させた粉末状の黒砂糖。

「マスコバド」とは、産地のフィリピン・ネグロス島で昔から行われている製糖法の呼び名です。

精製処理をしていない含蜜糖で、さとうきびが持つ風味やミネラル分も残されています。やさしい甘さと糖蜜のコク、あっさりとした後味が特徴です。

原料のさとうきびは、ネグロス島の人々が農地改革でようやく手に入れた土地で栽培されています。生産者たちは、協同組合方式でさとうきびや米、野菜などをできるだけ有機的な方法で生産しようと取り組んでいます。

マスコバド糖の民衆交易は、長年低賃金で働くしか術のなかった人々の自立を支援するために始まりました。