ノクシカタ

バングラデシュのベンガル地方に伝わる伝統刺繍「ノクシカタ」の小物。

ひと針ひと針丁寧にほどこされたモチーフには意味があり、作り手の女性たちが思い思いの刺繍糸で仕上げます。

鳥は幸運の出会いを、象は富の象徴、魚は子孫繁栄、舟は旅の無事を祈る気持ちなどを意味します。

ノクシカタの特徴のもうひとつはモチーフの周りに生地と同色の糸で施した刺し子。これによって、ふっくらやわらかな表情になっています。

生産者団体:アーロン

バングラデシュを代表するNGO・BRACの手工芸品販売部門として1978年に設立。約55,000名がノクシカタを中心とした商品作りに携わっています。 売上は生産者への賃金のほか、生活向上プログラムの資金としても活用しています。